世の中反面教師ゲーなのかもしれない
「自分の理想」ってイメージしづらいけど、
その「逆方向」って直感的に掴めると思った話
たとえば、最近「仕事ができる人」って一体何ができる人なのか?ということをよく考えている
確かに上の人を見てると全部が総合的にできている超人のような気がするが、だからといって「上司のようになるためには今これを磨けばいい!」ってとこまで自分の中で分解することはできない
ただ、"明らかに自分より仕事ができない人"がやっていることの異変さには、直感的に気づけることに気づいた(?)。
今日の仕事での出来事。
俺のサポートをしてもらってる派遣社員の人に
「A(pdf形式)というデータを取り寄せておいてください」
と頼んだ。
そしたら、1時間後ぐらいにAに似てるA'(pdf形式)を代わりに取り寄せてきた。
やれやれ、と思いながらも自分の説明不足もあったなと思いつつ、自分でデータの元の置き場を探し出してフォルダを開くと、
そこにはAとA'が並べられて入っていた。
わかるだろうか、つまり、
「(探したけど)A'しか見つけられませんでした」みたいな状況ではなかった
その派遣さんは、Aを見たのになぜかAを選ばずあえてA'だけを選んで俺に納品した。
申し訳ないけど、理解できない。直感的に。
もしおれだったら、AとA'を見つけたタイミングで、チャットで確認するか、もしくはAとA'を両方納品しつつ、どちらがよいかわからなかった旨を添えると思った。
こんな感じで、なんとなく、派遣さんの異変には直感を持ってして気づくことができる。
逆に、上司を見ていても俺との差を直感的に理解することはできない。
ただ、ふと考えてみると...
自分は「2パターンで迷った」時に、上でシミュレーションした対応がちゃんとできているのだろうか?
pdfデータの納品みたいな単純な話ではなく、例えば販売企画の方向性で悩んだ時とか。
ちゃんと、AパターンとA'パターンで迷った時に、上司に頭出しして確認が取れていたか。それが難しい場合は会議に2パターン持っていけてたか。
なんとなく自分の浅いロジックで肉付けしただけのA'パターンを持って行ってた時もあったかもしれない。
もしかしたら上達のラクなアプローチっていうのは、上との差を見つけて埋めようとするのではなく、
下(人間的価値の話はしていない)との差を見て直感的に気づいた異変から抽象化して、自分事としてとらえ直すことなんじゃないか?って思った
なんか意識高い感じになってしまったけど、やっぱり何事においても、
俺には"ロールモデル型"思考より"反面教師型"思考のほうが合っているんじゃないか、
そう思うのでした
きんじょ